「撥水」と「 防水」の 違いは?
【撥水と防水】
撥水・・・水を弾くこと。
防水・・・水を防ぐこと。
【撥水加工 と 防水加工 の違い】
【撥水加工】
水を生地(繊維)の表面で弾き、生地が濡れることを 防ぎます。ただし、生地の隙間を 埋めたものでは無いので、粒子の小さい霧や、水圧の高いどしゃ降りの場合は、生地の隙間から 水が浸透してきます。
特徴としては 空気や熱は 通しますので、蒸れにくくなります。
【防水加工】
素材そのものが、合成ゴムなどで できていたり、生地の隙間を埋めるように、表面に、シリコン、合成樹脂などでコーティング加工が 施されています。
生地の裏、もしくは内側に水を通さない加工。特徴としては、空気や熱も通しませんので、内側が濡れる事無く、保温性もあります。一方、通気性が悪く蒸れやすくなるという、欠点があります。
撥水、防水は永久的なものではありません。撥水はコーティングが落ちたとき、防水は生地が劣化、磨耗したときに効果が、なくなっていきます。