靴に、防水スプレー! その使用方法は?

防水スプレーの種類

 フッ素系とシリコン系があります。

【フッ素系】
フッ素系は繊維をコーティングし、撥水加工するもの。汚れを防ぐ防汚性通気を確保する透湿性があります。持続性がないのが欠点ですが、一度乾いた後に、重ねてスプレーする事で、効果を強くすることができます!

 

【シリコン系】

 靴の表面に皮膜を作り、隙間を埋めます。 全体を バリアで包むようにして、水の侵入を 防ぎます。

 スプレーしてから15分程度で、効果があらわれるように、即効性に長けます。そして持続性も あわせ持ちます。欠点は 透湿性がないため、蒸れます。

 ゴアテックスのような、透湿性を売りにしている靴への使用は オススメできません。

 

防水スプレーを使うタイミング

 靴を買ったら、すぐに防水スプレーをします。乾いてからでないと、効果を発揮しませんので、靴を 履く直前よりは、靴を 履き終わった直後に、もしくは、使用する前日の夜に、防水スプレーをした方がいいと思います。

 1週間に1回、最低でも1ヵ月に1回の頻度でスプレーしましょう。

 

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 防水スプレーの使い方

 を靴から外します。そうする事で、全体にスプレーする事が できます。スプレー内には有害物質があるのと、可燃性のガスが含まれているので、風通しが良い屋外で、さらに、周りに 火の気がないことを確認して、スプレーをしましょう!

 靴の汚れの上から、スプレーをかけると、汚れが密着し、汚れが取れなくなります。汚れをきちんと 取り除いてから、防水スプレーをしましょう。

 靴から20cmから30cm離して全体的に、かけるようにしましょう。その後、風通しの良い場所で乾かしましょう。しっかり乾かす事で、高い効果を 発揮させます。

 

防水スプレーを使用できない素材

  1. エナメル
  2. オイルドレザー
  3. オイルドスウェード
  4. スウェード
  5. ヌバック
  6. シープスキン

 それぞれの専用の防水スプレーを 使用して下さい。

  

注意点

 防水スプレーは革用、衣類用と使えるもの、素材が、 それぞれ異なります。革靴に使うなら皮革用、革靴用の防水スプレーを必ず使いましょう。かけ過ぎは、シミと変色の原因になりますので、気をつけましょう!

 

まとめ

 防水スプレーの種類はいくつかありますが、どの素材にかけるかが、ポイントになります。皮革用でない防水スプレーを 革靴にかければ、シミになりますし、傷みもします。

もう一つ、 防水スプレーは 乾くのに時間がかかりますので、急な雨で、困らないように、前もって、かけておきましょう。加えて、スプレーする前には、汚れを きちんと取り除いておきましょう。